歯磨きだけで口臭予防は無理?口臭に歯磨きが効かない4つの原因

「いくら歯磨きをしても口臭が消えない……」、こんな経験はありませんか?

口臭は口の中に原因があると考えられることが多いので、歯磨きさえすれば大丈夫だと思われがちですが、実は歯磨きが効かないこともあります。

 

「歯磨きが効かないから」と躍起になって磨きすぎてしまうと、逆に口臭を悪化させる恐れも!

ここでは、歯磨きが効かない口臭の原因を徹底追究。歯磨き以外の口臭解決方法をお伝えします!

 

口の中以外に体の中にまで?!強力な口臭4つの原因

口の中以外に体の中にまで?!強力な口臭4つの原因

口臭が消えない原因、それはズバリ“歯磨きだけでは取り除けないところに口臭の原因があるから”です。

口臭と聞くと口の中に原因があると思われがちですが(もちろんその場合も多いのですが)、実はそうでないことも。

 

歯磨きで取り除けないほどの悪臭を放つものの正体は、一体何なのか?!主に以下の4つが考えられます。

  • 舌がベッタリ白かったらコレ!舌苔(ぜったい)
  • のどの奥から臭いのはコレのせい?!膿栓
  • 痛い思いをする前に対策を!むし歯や歯周病
  • 暴飲暴食しているあなたは注意!胃や肝臓の疲れ

聞き慣れない言葉や「え、こんなことも口臭の原因になるの?」と感じたものもありますよね。

詳しく見ていきましょう!

 

原因1・舌がベッタリ白かったらコレ!舌苔

原因1・舌がベッタリ白かったらコレ!舌苔

鏡で舌を見てみると、ベッタリ白いものがこびりついていることがあります。これは舌苔(ぜったい)と呼ばれるものです。

舌の表面に細かい突起が見られますが、その間に食べかすや細菌、剥がれ落ちた口腔粘膜などが付着したものです。

舌苔による口臭は、舌苔を構成する食べかすなどが分解された時に発生する揮発性硫黄化合物が原因で発生します。

 

やり過ぎは細菌感染のリスクも!舌磨きはほどほどに

舌はとても柔らかく、思った以上に繊細です。舌苔が気になると毎日ゴシゴシ磨いてしまうかもしれませんが、磨き過ぎると柔らかい舌の表面を傷つけることにもなります。

傷つけてしまうと細菌感染しやすくなり、口臭を悪化させてしまう可能性もあるので、舌苔が気になっても磨く頻度はほどほどにしておきましょう。

 

また、専用のブラシでなく歯ブラシで磨くのはもってのほか!舌とは比べものにならないくらい硬い歯を磨くもので柔らかい舌を磨くのは絶対NGです。

 

原因2・のどの奥から臭いのはコレのせい?!膿栓

原因2・のどの奥から臭いのはコレのせい?!膿栓

くしゃみやせきをした拍子に、口から白い(やや黄色っぽい)小さいかたまりが出てきたことはありませんか?

これは膿栓(のうせん)、俗に“におい玉”と呼ばれるもので、時に口臭の原因となることがあります。

 

口の奥の方に扁桃腺という器官があり、両側に小さな穴が複数開いているのですが、その穴の中に死んだ細菌や粘液などが溜まってできたものが膿栓です。

主に細菌の死骸が集まったものなので、潰すとものすごい悪臭がします。

健康な人なら、食べたり飲んだりしているうちに自然と取れて飲み込まれていきますが、くしゃみやせきで出てくることもあります。

 

膿栓は、どんな人にもできるものですが、副鼻腔炎を患っていたり、口呼吸やドライマウスの人だと更にできやすくなります。

鼻からのどにかけて悪臭を感じたら、膿栓ができていることが考えられます。

 

自分で取り除くのは危険!膿栓の除去は耳鼻咽喉科で

自分で鏡を見て膿栓が確認できれば、自力で取れないことはないでしょう。でも、思いがけずのどの奥を傷つけてしまう可能性もあるので、オススメはできません。

 

最終手段としては耳鼻咽喉科で除去してもらう方法が挙げられますが、どの耳鼻咽喉科でも行っているというわけではないようです。

なぜなら、膿栓はどんな人にもできるものですし、除去したとしてもまたすぐにできてしまうものだからです。

 

原因3・痛い思いをする前に対策を!むし歯や歯周病

原因3・痛い思いをする前に対策を!むし歯や歯周病

口臭が持続して感じられる場合、ほとんどの場合はむし歯や歯周病など、口の中のトラブルが原因となっています。

初期のむし歯であれば、歯の表面が黒くなって、冷たいものや温かいものがしみる程度で、においもあまり気になりません。

 

でも、むし歯が進んで神経まで到達してしまうと、神経が腐って腐敗臭がするようになります。また、更に放置すると歯の根元の先の方に膿が溜まって、においを発生させることもあります。

歯周病は、歯茎がどんどん下に下がって、最悪歯が抜け落ちてしまう病気です。口臭に悩まされるだけでなく、大切な歯がなくなってしまうなんて嫌ですよね。

 

歯を失うリスクも?!今すぐ歯医者さんを受診すべし!

特にむし歯は、進行するとかなりの痛みを伴いますし、治療も口臭も長引くことになるので早めに歯医者さんへ向かいましょう。

歯周病は初期だと気づきにくい病気ですが、歯茎からの出血や膿が見られる場合、進行していることが考えられるので、こちらも迷わず歯医者さんへ。

 

原因4・暴飲暴食しているあなたは要注意!内臓の疲れ

原因4・暴飲暴食しているあなたは要注意!内臓の疲れ

意外かもしれませんが、胃や腸、肝臓などの臓器に負担がかかると、口臭が出てくることがあります。

胃や腸に不調があると、消化不良を起こしやすくなって、腸で臭いガスが発生します。その臭いガスが口臭となって現れるのです。

肝臓は体にとって有毒なものを分解してくれる臓器ですが、不調があるとそれらの毒素が分解しきれず体の中に残り、息に乗って口臭として出てきます。

 

臓器に優しい生活を!揚げ物やお酒は今すぐストップ!

胃腸や肝臓の疲れから出る口臭は、これらの臓器に少しでも負担をかけないようにすることが大切です。

暴飲暴食はもちろんのこと、揚げ物など脂っこいものをたくさん食べる、お酒を毎日浴びるように飲むなどはしばらくお休みしましょう。

 

まとめ

歯磨きをしても効かない口臭の裏に、こんな原因が隠れていたとは意外でしたね。

1日3回丁寧に歯磨きをしても口臭が消えない時は、上に紹介した4つの中で当てはまるものはないか、手を胸に当てて考えてみましょう。

「考えてみてもわからない」という場合は、歯医者さんなどで相談してみても良いでしょう。