息を止めたくなる衝撃の臭さ!口臭の原因にもなる臭い玉予防策3選

風邪をひいた時などに咳き込んで、のどの奥からポロっと小さな玉が出てきた経験はありませんか?

この小さな玉、潰すと恐ろしいほどの悪臭を放つ“臭い玉”というもので、口臭の原因にもなるため注意が必要です。

臭い玉とは一体何なのか、自分で取ることはできるのか、臭い玉の予防策などをお伝えします。臭い玉ができなくなれば、のどの奥の違和感も口臭もスッキリ爽快に?!

 

歯磨きしても口臭が……もしや臭い玉のせい?!

歯磨きしても口臭が……もしや臭い玉のせい?!

まず“臭い玉”の正体ですが、正式名称は膿栓(のうせん)と言い、白血球やウイルス、細菌の死骸、食べかすなどがかたまってできたものです。細菌などの死骸や食べかすの塊となれば、想像しただけで臭そうですよね。

 

「臭い玉って、一体口の中のどこに潜んでいるの?」と不思議に思われたかもしれません。膿栓は、のどの奥にある扁桃腺という部分にたくさんある陰窩(いんか)という小さな穴の中に隠れています。

それが咳やくしゃみをした時に、その勢いで取れて姿を現すことがあります。大きさは大体3~5ミリ程度で、黄色がかった白色をしています。

そのままならそこまで臭いを発することはありませんが、潰すとものすごい悪臭を放ちます

 

臭い玉と口臭の関係ですが、ハッキリと「臭い玉=口臭の原因である」とは言えません。次で解説しますが、裏に病気が隠れていることもあるからです。

ただ、臭い玉があると、それをエサとして細菌が増殖しやすくなるため、臭い玉がない時より口臭は起こりやすくなると言えるでしょう。

 

体質に関係アリ?臭い玉ができやすくなる2つの病気

体質に関係アリ?臭い玉ができやすくなる2つの病気

扁桃腺は誰にでもある組織なので、当然のことながら膿栓も誰にでもできます。

健康な人であれば、食事をしている時などに自然と取り除かれることがほとんどですが、以下の病気の方は注意が必要です。

 

病気1:口の中ネバネバ?!ドライマウス

口呼吸や薬の副作用、心理的なものなどの原因で口の中が乾燥しやすくなる病気です。

健康な人なら、口の中をキレイにキープしてくれている唾液で膿栓も除去されることが多いですが、ドライマウスの方は唾液の分泌が不足しがちなので、その分膿栓も洗い流されにくくなります。

唾液の分泌が減って口の中が乾燥することで、細菌も増殖しやすくなるため、口臭が発生する可能性も高まります。

 

病気2:風邪に似た症状に注意!副鼻腔炎

副鼻腔炎は、鼻の奥の空洞(頬やおでこなどの下に存在)に炎症が起こり、膿がたまってしまう病気です。この膿がのどに流れ、膿栓になります。

ウイルスや細菌への感染(風邪など)が副鼻腔炎の原因となることが多くなっています。

鼻づまりや鼻の痛みなど、風邪に似た症状が見られることが多いです。咳はないのに鼻の不快感が続くという場合はご注意を。

 

臭い玉を自分で取ってはいけないただ一つの理由

臭い玉を自分で取ってはいけないただ一つの理由

ネットで検索すると、綿棒などを使って臭い玉を自力で取る方法などもアップされています。でも、臭い玉を自分で除去するのはおすすめできません!

その理由はただ一つ、のどの奥を傷つける恐れがあるからです。自分では気をつけていても、予想外に誰かがぶつかってきたりすることがないとも言えませんよね。

傷つけた場所が口内炎になったり、扁桃炎を起こすことも考えられますし、綿棒などがのどの奥に刺さってしまったりしたら本当に大変です。

 

残念ながら臭い玉は取ったところでまた時間が経てばできるものなので、除去は一時的な解決策でしかありません。のどの奥を傷つけるリスクを冒してまでやることではないのです!

 

できる前に予防しよう!臭い玉の予防策3選

できる前に予防しよう!臭い玉の予防策3選

自分で取るのは難しい、ということになれば、やはりベストなのは臭い玉をできないようにすることです。

完全にできないようにするのは難しいかもしれませんが、以下の予防策の中であなたが今あまりきちんとできていない策があれば、それを強化するだけで改善される可能性もあります。

では、チェックしていきましょう。

 

1:まずはここから!ドライマウスなどの病気を治す

上の項目でドライマウスや副鼻腔炎をお持ちの方は臭い玉ができやすくなる、と解説しました。

もしあなたがこれらの病気に悩まされていて、特に治療などをしていないのなら、まずはこれらを治すことから始めましょう。

口や鼻の不快感からも解放されて、スッキリできるのではないでしょうか。

 

2:基本の基本!うがい・歯磨きをしっかりする

のどの奥をキレイにするのはなかなか難しいですが、うがいなら誰にでもできますよね。風邪などの予防にもなりますし、こまめにうがいをすると良いでしょう。

また、臭い玉のもとにもなる食べかすを残さないように、食事が終わったら早めに歯磨きをしましょうね。

 

3:健康第一!体調管理に気をつける

先ほども触れた通り、風邪などのウイルスが副鼻腔炎の原因となることがあるので、まずは風邪をひかないように、体調をしっかり管理することも大切です。

しっかり食べて、しっかり寝て、しっかり体を動かして、ウイルスを寄せ付けないようにしましょう。

 

どうしても取りたかったら、耳鼻咽喉科へ

どうしても取りたかったら、耳鼻咽喉科へ

自然に取れるのを待つのが一番、とは言っても、「のどの奥がスッキリしなくて嫌!」など、どうしても気になることはあるかと思います。

臭い玉をどうしても除去したかったら、近くの耳鼻咽喉科で除去してもらえるか聞いてみましょう。

 

お医者さんの中には、「膿栓は取ってもまたできるものだから、取る意味はあまりない」と考えている方もいるようで、クリニックによっては断られることもあります。

まずは電話などで膿栓の除去がしてもらえるかどうかを確認すると良いでしょう。費用はクリニックによっても異なりますが、保険が適用されるので数百円程度(+初診料など)で済むことがほとんどです。

 

まとめ

まとめ

体には害のない臭い玉(膿栓)ですが、時には口臭や不快感で気になることもありますよね。

記事内でも解説した通り、自力で取るのは危険ですから、どうしてもという時は耳鼻咽喉科に相談して解決するようにしましょう。

また、臭い玉の裏にドライマウスや副鼻腔炎が隠れていることもあるので、心当たりがある方はまずはそちらを早めに治療することをおすすめします。