口臭放置で歯を失う危険が!歯医者で即治療すべき2つの口臭原因とは

独特のにおいに、「キィーン」といった機械の音、何より痛い!こんなイメージが強いため、「歯医者が好き!」という人はなかなかいませんよね。

でも、歯医者へ行って治療をすれば、長年悩んでいた口臭からも解放される可能性が高い病気もあるんです。そう聞いたら、行かないわけにはいかないんじゃないでしょうか?!

この記事では、口臭の原因となり得る、歯医者で治せる身近な病気や、それらの病気の予防に大切なことなどについてお伝えします。

 

該当するなら即歯医者へ!口臭を発生させる2つの病気

該当するなら即歯医者へ!口臭を発生させる2つの病気

口臭を発生させる口の中のトラブルはとても身近なもので、口の中のケアを怠っていればどんな人にも起こり得るような病気です。

「大したことないし大丈夫」、「まだ我慢できるから」などと放っておくと大変なことになるので油断は禁物です!

 

1:進むほどに口臭悪化!むし歯

むし歯と一口に言っても、表面が黒くなっているけど特に痛みを感じないものから、痛くて痛くて仕方のないものまで進行度はいろいろです。

口臭は、歯の表面が黒くなったくらいでは出てきませんが、進めば進むほどに気になるようになってきます。

 

むし歯で口臭が起こるのは、むし歯菌が硬い歯を溶かしていく時に発生する酸の影響です。

このにおいは自分ではあまりわからないため、以下の症状を感じた場合はすぐに歯科で治療を受けることをおすすめします。

  • 歯の表面が黒ずんでいる
  • 冷たい(甘い)ものを食べると歯がしみる
  • 熱いものを食べると歯がしみる(むし歯が更に進行した時)
  • 何もしなくても歯が痛い
  • 歯茎に腫れが見られる
  • 歯茎から膿が出る
  • 独特のドブのような口臭がする

むし歯が神経まで達して、神経まで完全にやられてしまうと痛みを感じなくなることがあります。

口臭を気にしているあなたなら、きっとそんなに放置することはないかと思いますが、痛くなくなった=むし歯が治ったというわけではないので要注意です。

>>むし歯予防=口臭予防?!口臭対策に効果的な市販の歯磨き粉3選

>>歯磨きだけで口臭予防は無理?口臭に歯磨きが効かない4つの原因

2:歯がなくなっちゃう!歯周病(歯槽膿漏)

歯周病は、あまりなじみがないかもしれませんが、病気が関係する口臭原因の60%以上を占めています。

口腔内原因 歯周病(全体の60%以上)、歯垢、虫歯、詰め物の不良、唾液分泌機能低下、舌苔、口腔粘膜の炎症

引用:丸子歯科 口臭について

 

歯肉炎も含めた患者数ですが、厚生労働省の平成26年の調査では男性137万3,000人、女性194万2,000人で計331万5,000人となっており、生活習慣病の一つとして患者数も増えつつあります。

この病気は歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれ、歯と歯茎の間に細菌がたまり、歯茎がどんどん下がって最終的に歯を支えられなくなってしまうという病気です。

 

痛みがほとんどないというのがこの病気の厄介なところ。「気づいたら歯がグラグラしてた!」なんてことも無きにしも非ずです。

自分の口臭は気づきにくいものですが、もし歯周病による口臭を放置していたら、どんどん歯が抜けて若くしておじいさんおばあさんのようなシワシワな口に……という危険も?!

 

歯周病は特に自覚症状を感じにくい病気ですが、歯周病が進行してきて目につくようになる症状としては、以下のような症状が挙げられます。

  • 歯茎に腫れ・赤みが見られる
  • 歯茎から出血する
  • 歯が伸びたような感じがする
  • 硬いものを食べると歯が痛くなる
  • 冷たい(熱い)ものを食べると歯がしみる
  • 歯茎から膿が出る

 

歯周病の早期発見には、定期的に歯科で検診を受けることが重要になります。

私が通っている歯科では、定期検診ごとに歯周ポケット(歯と歯茎の間の隙間)の深さを測定します。

爪楊枝よりずっと細い、先の尖ったものを歯と歯茎の間に入れるのですが、汚れがたまっていたりすると血が出たりしますし、正直ちょっと痛いです。

 

でも、もし歯科でそれをしてもらわなかったらなかなか変化にも気づけないですよね。

自分の歯を失うことになるのはできるだけ避けたいので、大切な検査だと思って受けています。

 

むし歯と歯周病の予防のために除去すべき1つのもの

むし歯と歯周病の予防のために除去すべき1つのもの

多くの口臭の原因となり得る、むし歯と歯周病。これらの予防にはズバリ、歯垢(しこう、またの名をプラーク)の除去が欠かせません!

歯垢とは歯についた乳白色~黄色っぽいネバネバしたものを指し、食べかすや唾液、細菌などで構成されています。

 

歯垢はネバネバしているので口をゆすいだ程度では取れず、取り除かれないままだと固まって歯石(しせき)になってしまいます。

歯石になってしまったら歯科でキィィィーンと専門機器で除去してもらうしかないので、できるだけそうなる前に除去しなければなりません。

 

基本の歯磨きはもちろん念入りに、更にデンタルフロスや歯間ブラシをプラスしたケアをおすすめします。

 

歯医者で治療しても口臭がする!その他2つの可能性

歯医者で治療しても口臭がする!その他2つの可能性

上に挙げたむし歯・歯周病を治しても口臭が気になる、という可能性も、残念ながらゼロではありません。

むし歯・歯周病以外に考えられる口臭の可能性としては、以下の2つが挙げられます。

 

1:老若男女誰でもある、心配不要な生理的口臭

朝起きた時や緊張した時、お腹が空いた時などに口の中がネバついているという感覚、あなたも体験したことがあるのではないでしょうか。

こういった時に発生する口臭を、生理的口臭と言います。これは老若男女問わず起こるものなので、特に問題はありません。

必要以上に気にしすぎると、それがストレスとなって口臭を悪化させてしまうこともあるので、歯磨きやうがいをして口の中をスッキリリフレッシュさせてあげましょう。

 

2:可能性は低いけど要注意、病的口臭(体内)

病気が原因となって引き起こされる口臭を、病的口臭と言います。

先に挙げたむし歯や歯周病もこの病的口臭に含まれますが、それ以外にも呼吸器系や肝臓など、内臓の不調が原因となって引き起こされる口臭もあります。

 

病的口臭の中でも口の中のトラブルが圧倒的に多いので、こちらも必要以上に心配することはありませんが、心当たりがある場合(お酒をよく飲んでいるなど)は健康診断などの結果に注意しましょう。

特に健康診断で問題がないという場合でも、体の不調を感じているのであれば、放置せずに早めに病院を受診するようにしましょう。

 

>>何をしても口が臭い・・シャレにならない病気による口臭の原因9選!

歯磨きさばきに自信がなければ、歯科で教わろう!

歯磨きさばきに自信がなければ、歯科で教わろう!

「一応毎日きちんと磨いているつもりだけど、実際ちゃんと磨けているのかわからない」と感じていませんか?

表面は自分の目でも確認しやすいですが、歯と歯の間や奥歯、上の歯の裏などとなるとわからないですよね。

私も以前、歯科で歯の表面を赤く染めて汚れだけを浮き上がらせてみた時に、いつも同じところに汚れが残っていることが多くて、「磨けているつもりでも磨けてない」はよくあるんだなと感じました。

 

歯磨きできちんと磨けている自信がなければ、プロである歯科医・歯科衛生士に教わりましょう!

ほとんどの歯科では、鏡なども使って懇切丁寧に教えてくれるはずです。

 

丁寧な歯磨きはむし歯・歯周病など口の中のトラブルの予防になりますし、それが結果として口臭予防にもつながりますからね。

せっかく教わっても、しばらくすると自分のいつもの磨き方のクセが復活してしまうことが多いので、やはり定期的に診てもらった方が安心です。

 

まとめ

まとめ

むし歯は特に身近な病気で、1本もないという人はかなり少ないと思います。

もし過去にむし歯が相当痛くなるまで我慢した経験があるなど、痛みに強い我慢強いあなたは要注意!口臭が発生している可能性もゼロではないので、早めに治療を受けましょう。

今現在むし歯や歯周病がなくても、油断は禁物!3ヶ月~半年に一度程度、歯科で検診・クリーニングを受けるようにしましょうね。