電動歯ブラシで口臭対策は可能?手磨きにはない電動歯ブラシのメリット2つ!

口臭予防の基本中の基本と言ってもいい、毎日の歯磨き。あなたはきちんとできていますか?

「普通の歯ブラシでの歯磨きよりキレイになりそう」と、電動歯ブラシを使っている方も最近では多いと思います。

でも、電動歯ブラシを使えば本当に普通の歯ブラシよりキレイにできるのでしょうか。

 

この記事では、電動歯ブラシの真のメリット、電動歯ブラシを使う時のコツ、歯磨きのタイミングなどをお伝えします。

特に「電動歯ブラシを使ってみようかな」と検討中のあなたは見逃さないでくださいね!

 

電動歯ブラシの本当のメリットは、この2つだった!

電動歯ブラシの本当のメリットは、この2つだった!

「電動歯ブラシ」と聞いて、普通の歯ブラシとはどのような点が違うとイメージしますか?

多分、メリットとしては多くの方が「電動歯ブラシの方がキレイに磨ける」、「口臭予防にいい」と考えているのではないでしょうか。

でも実は、本当のメリットはこの2つだったのです!

 

1:忙しい人には◎!歯磨きにかける時間を短縮できる

電動歯ブラシの最大のメリットとして、歯磨きの時間を短縮できるという点が挙げられます。

電動歯ブラシは、手で磨くより効率的に汚れを落とすことができます

同じ汚れでも、例えば手磨きで1分かかるところが、電動歯ブラシなら30秒と半分の時間で落とせるのです。

 

朝やお昼休みなど、「歯磨きにあまり時間がかけられないけどキレイにしたい!」という方の希望を電動歯ブラシなら叶えてくれると言えます。

 

2:歯磨きが苦手な人には嬉しい!歯磨きが簡単になる

「手の細かい動きが苦手」、「口の奥の方まで上手に磨けない」という、歯磨きでのちょっとした悩みをお持ちの方もいるかと思います。

電動歯ブラシはブラシ自体が細かく動いてくれるため、自分で動かさなくても簡単に歯をキレイにすることができます。

上手に手を動かせないという場合には大きな助けとなってくれるわけですね。

 

歯科医として開業して30年以上、多くの患者さんに歯磨き指導をしてきた、東京の新川デンタルクリニック・青山メトロ歯科クリニックの院長、吉村達夫先生は以下のようにお話しされています。

手磨きには個人差があります。不器用な人の中には、いくら指導しても磨き残しが減らず、小刻みな動きが苦手な人も歯に添えるように当てるだけできれいに磨ける電動歯ブラシをお勧めすることがあります。

手磨きには個人差あり!電動歯ブラシの上手な使い方とは

 

歯磨きって簡単なようで難しいんですよね。

私も予防歯科に力を入れている歯医者さんに通っているので、定期検診ではいつも歯磨き指導もしてくれるのですが、指導してもらっても時間が経つとクセで前の磨き方に戻ってしまったり……。

歯に当てるだけで汚れを落としてくれる電動歯ブラシなら、そういったクセも出にくいのでしょう。

 

手動でも電動でも大差なし?!汚れの落ち方を比較!

手動でも電動でも大差なし?!汚れの落ち方を比較!

一般的なイメージとして、「電動歯ブラシの方がキレイに磨けそう」と考えている方は多いのではないでしょうか。

でも実は、一概にそうとは言えず、人によっては普通の歯ブラシで磨いた方がキレイに磨けていたということも大いに起こり得るんだとか。

 

とある歯医者さんで、歯科技工士の方を被験者として普通の歯ブラシ・電動歯ブラシを使って、どちらがキレイに磨けるかを実験していました。

確かに表面は「電動歯ブラシ」の方が綺麗に磨けていますが、「ふつうの歯ブラシ」にそこまで違いが出ていません。むしろ、「電動歯ブラシ」の方が歯と歯の間が磨けておらず、奥歯の方に磨き残しが多くあります。時間も電動歯ブラシの方が明らかに短時間でした。

北上尾歯科 電動歯ブラシ VS 歯ブラシ

 

電動歯ブラシを使ったことがないと知らないことかもしれませんが、実は電動歯ブラシには電動歯ブラシの磨き方というものがあります。(次の項目でちょっとお話ししますね!)

電動歯ブラシで普通の歯ブラシと同じように磨いても、キレイに磨けないことの方が多いのです。

 

また、電動のパワーも手伝ってか、普通の歯ブラシよりスッキリ感が高くなり、短時間で「キレイになった気がする」と感じて、歯磨きの時間自体も短くなる傾向があるようです。

歯磨きの時間は長ければ長いほどいい、とも言えないのですが、きちんと磨けていないのに歯磨きの時間も短くなっていたら、当然汚れは口の中にたくさん残ってしまいますよね。

 

電動歯ブラシの効果を最大限に発揮する5つのコツ

電動歯ブラシの効果を最大限に発揮する5つのコツ

普通の歯ブラシと比べたら値が張る電動歯ブラシ。

せっかく使うなら、効果を最大限に発揮できる使い方をしたいですよね!コツを5つ、お伝えします。

 

1:噛み合わせの部分はブラシを垂直に当てる

特に凸凹した噛み合わせの部分は、歯に対してブラシを垂直に当てましょう。

普通の歯ブラシを使う時のように、上下左右にゴシゴシ動かす必要はありません。

 

基本的に電動歯ブラシの場合は歯に当てているだけでも汚れが落ちるので、余計に動かさなくても大丈夫です!

(ただし、電動歯ブラシでも超音波歯ブラシは手の動きが必要)

 

2:歯と歯茎の境目などはブラシを斜め45度に当てる

噛み合わせの部分は垂直に当てるのに対して、歯と歯茎の境目、歯の側面はブラシを斜め45度にして当てましょう。

こうすることで汚れを効率的に落とすことができ、歯茎へのマッサージも期待できます。

 

3:強すぎもNG!ブラシは優しく歯に当てる

ブラシを歯や歯茎に強く当てすぎると、それらに傷がつきやすくなるだけでなく、ブラシもダメージを受けて早くダメになってしまいます。

電動歯ブラシは普通の歯ブラシよりコスパがどうしても下がってしまいますし、ブラシはできることなら長持ちさせたいですよね。

大切な歯や歯茎のためにも、あなたのお財布のためにも、ブラシを当てる強さはしっかり調節しましょう。

 

電動歯ブラシの正しい使い方については、こちらの動画もぜひ見てみてください。

4:ケチらないで!ブラシがヘタってきたらすぐ変える

普通の歯ブラシでも言えることですが、ブラシの毛先が開いてきたり、変色してきたりしたら、できるだけ早く新しいものに変えましょう。

毛先が開いたブラシや汚れがたまったブラシを使って磨いても、電動歯ブラシの効果は十分に発揮できません。

汚くなったブラシで口の中を磨くというのも気持ちが良いものではないですし、ここはケチらないようにしましょうね。

 

5:普通の歯磨き粉で十分!研磨剤入り歯磨き粉は使わない

「もっとキレイにしたい!」と、電動歯ブラシと併用して研磨剤が入った歯磨き粉を使おうと考えているのなら、ちょっと待った!

手で磨くより遥かに多い回数で歯を磨いている電動歯ブラシを使う場合、研磨剤入りの歯磨き粉だと歯の表面を磨きすぎて傷つけてしまう可能性があります。

また、電動歯ブラシだと動きが細かくて速い分泡立ちやすいので、できれば発泡剤も入っていないものが良いでしょう。

 

どちらも市販の歯磨き粉には含まれていることがほとんどなので、ネットの情報などを参考に、電動歯ブラシを使う時にオススメの歯磨き粉を探してみてください。

 

歯磨きは食後すぐが良い?それとも少し経ってから?

歯磨きは食後すぐが良い?それとも少し経ってから?

歯磨きのタイミングに関しては、「食後すぐがいい」とか、「食後30分は避けたほうがいい」とか、いくつかの意見を耳にします。

口臭予防の点も考えての歯磨きのタイミングとしては、食後すぐをオススメします。

 

食後すぐは歯が普段より柔らかくなって傷つきやすくなっているから、歯磨きは避けた方がいいという意見もあります。

でも、食後の口の中は酸性に傾いて、細菌の動きも活発に!口臭のもととなる細菌は少しでも減らすべきです。

あまりゴシゴシと強い力は入れずに、歯と歯の間など細かいところも磨けているかどうかをチェックしながら磨くといいでしょう。

>>歯磨きだけで口臭予防は無理?口臭に歯磨きが効かない4つの原因

>>歯石の90%以上は細菌!?歯石も口臭も予防する、歯磨き3つのコツ

 

まとめ

まとめ

電動歯ブラシは、正しく使うことができれば短時間で歯をキレイに磨くことができるアイテムです。

とは言っても、普通の歯ブラシ同様、電動歯ブラシだけで完璧にキレイにすることは残念ながら難しいです。

普通の歯ブラシを使うにしても、電動歯ブラシを使うにしても、デンタルフロスなども併用して、汚れが残りやすい歯と歯の間も丁寧に磨くことをオススメします。